ECサイトの特徴とそれぞれの仕事内容

ECサイトには、自社で管理する自社ECサイトと、ショッピングモールのように1つのドメインで複数の企業が商品販売を行うモール型に分けられます。
モール型は既存のサイトを使用するため、サイト作成に関するHTMLなどの言語が分からなくても運営することができます。また、複数の企業が同じサイトで販売していて、集客力があるのも特徴の1つです。
モール型はすぐに運営を開始できるのが大きなメリットとなる反面、独自のマーケティング施策やプランティングを行うことが難しいというデメリットもあります。
モール型のECサイトの運営におけるエンジニアの役割は、サイト管理など。サイトのレイアウトや管理は、基本的にはモール型ECサイトの管理会社が行います。

自社ECサイトには、すでに完成されているECシステムを使用し簡単にECサイトを構築できる方式と、一から全て自分で作成する方式の2つがあります。
ECサイトを自社で作成すると、1つのサイトで商品を販売するのが作成者にもなるので、自社の商品を集中的に販売できるのが特徴です。
主なエンジニアの仕事内容は、サイトの作成や管理、商品管理、マーケティングなどになります。

ECサイトを運営するには、HTMLやサイトをカスタマイズできる技術やマーケティングにおける集客力、商品開発に携わる知識などが必要です。
なお、ECサイトを運営するには様々な費用が必要になり、モール型と自社ECサイトではその費用も異なります。基本的にモール型は既存のサイトを使うため簡単に始めやすいのですが、自社ECサイトと比べると制約が多いです。独立して運営する場合、自由度が高いもののモール型よりも初期費用がかかります。

そのためもしエンジニアとして開発・運営に関わる際は、携わることになるECサイトの種類や仕事内容を事前に把握しておく必要があります。